散らかり(片付かない)シチュエーション 片付けマニュアル
何度も言おう、大切なのは ”片付ける” というアナタの意思
片付けが苦手(というのはほぼ怠け者の常套文句だが)という人の環境には、その人の整理されない頭の中がぶちまけられている事が多いのよ。
名は体を表す、部屋は住人そのものを表す
ある種の中毒症状も大きく影響しているのだろうけど、以下ザッと思いつくあたり散らかり方の傾向と対処について簡単にリストアップしてみた。
他記事とカブる部分はあるけど、まぁそこは気にせず進めましょう。
■シチュエーション別の特徴
1. 書籍(雑誌、漫画、小説など)、DM、その他書類:
とにかく活字中毒で、気になった本を集めなくちゃ気が済まない。 散らかってるから同じ本がダブっていたりする事も珍しくないわね。
2. 飲食物(コンビニ弁当、ペットボトル):
人間怠惰である事がこれほど醜い事かと気付かせてくれるタイプ。 食べカス、飲みカスからの悪臭・ゴキブリやウジが湧き、住居として崩壊している空間。
3. 衣類:
昨日着た服、明日着る服も同じ床の上に積まれた山から選びましょう的な生活。 便利よね~ってどこがやねんっ!! 洗濯前と後に分けてる派はまだ救いあり(でも安心するなよな)。
4. パンパン収納:
そもそも論ですが、収納が足らなくなるのは何故? モノはひとりでには増殖しません。 新たに家具を購入してクリアーなんて思っていたら状況は悪化の一途を辿るわよ。
5. 捨てられない:
少なからず訳わかんない醜い執着心について、自覚症状があってこの記事を読んでいるだろうから、あとは自分自身の本心とどうぞご相談くださいませ。
6.混合型:
これらのややこしい散らかり要素が混じり合ったタイプ。 結局は紐解いていくしかないのよね・・。
■片付け方、効果的アプローチ 散らかる特徴別の片付け方法
1. 書籍:分ける→譲る・売却する・捨てる
読み続ける本、読み返す(いつかの予定ではなく、読み返し続けているか)本のみに着眼して分ける、分ける、分ける。 あとの振り分けが出来なくても力業で何とかなるから目もくれるな(って言ってもくれちゃうんだろうけど・・)。
2. 飲食物:もう止めなさい、抜け出しなさい、捨てなさい!
ペットボトル、缶、ガラス、燃えるごみなど住んでるエリアのルールに応じて、分別するしかない。
「元々出来ないからこうなったんでしょ(怒)」
というアナタの為には、いい業者の選び方を後の記事で紹介するから。
実際に一人で抜け出せない人は相当多いでしょうから・・。
3. 衣類:気付かれてないと思ってるのはアナタだけ、多分匂ってるよ。。
服は着られてナンボの存在。 例えブランド品や可愛らしい(あるいはスタイリッシュな)モノでも、シワシワだったり臭かったりすると全て台無し。
良好な管理状態を保つ前提でも、
- 今持っているモノの整理レベルを、床に置かずに済むボリュームに圧縮
- 春夏、秋冬モノに分別→現在のシーズン(春夏あるいは秋冬)に合わせて3か月以内に着なかったモノに消えてもらう
勿体ないとか、拒絶反応を抑えられない様なら、一人で片づけるのもう諦めようね
4. 収納:基本は今ある環境の中で納めるべし
モノが多すぎて、次々と収納を増やしていくのは、もっともNGな対処法。
こういう安易な方法を取ってしまうと、無限にモノは増え続けて、管理などの経費も比例するので、身も心もモノの手下になっちゃうわよ。
但しワンルームで、ベッドも置いて、限られた収納で・・・っていうのは、片付けが出来る人でも、間取り次第ではなかなかハードルが高いレベル。
そんなところに片付けできない人が転がり込んで、汚部屋にするのは時間の問題かも。
そうならない為には、部屋の不要なモノを減量する事を前提に、それでも入りきらないモノ達の為に、一番小さなサイズのトランクルーム(最低でも3か月に1回は内容を見直す事)を借りてもいいかも。 あくまでも汚部屋で生活するくらいならという話だけどね。
5. 捨てられない: 漠然とそのセリフ吐くのもうやめようよ
実際にその事で悩んでいるという人は多い。
病気のせいにする人も居る(実際に病気の人も居る)。
こういう状態の人に、モノに縛られた生活は、人間を心を貧しくする事を伝えても絶対に芯からは響かないのよ。
断捨離、ミニマリストという言葉がある通り、突き詰めればそれ以上にモノが無い状況でも、人は満足に生きていけます。
例えば3か月間、そのような環境で身を置く事が出来れば、少しは健康的な考え方に変わるかも知れないわね。
断食道場ならぬ、断捨離道場みたいな。
念を押すけど、モノの問題の様に見えるけど、コレはアナタ自身の意識の問題なのよ。
だから中途半端な覚悟しか出来ないようなら、ゴミと一緒に一生暮らせばいいと思う(よそ様に迷惑かけなければ)。
でも ”変えたい” ”変わりたい” と思うのならば、専門家の手を借りる事が最も確実だと思うわ(但しよく吟味する事)。
但し変な奴らに引っかからないようにね。
kenkyuuin-how2clean.hatenablog.com