汚部屋、ゴミ屋敷にみられる2大ケース
典型的な汚部屋・ごみ屋敷のあるある2パターン
様々なごみ屋敷を見ていると、そこに何らかの法則がある事に気付く。
共に ”片付けられない人” によって作られた空間には違いないけど、その空間が持つ特徴が違うのよ。
■モノ詰め込み型
とにかくモノ、モノ、モノ。
買ったり、貰ったり、有料だったり、無料だったり、ありとあらゆるモノで溢れてしまっている部屋。
特徴:飲む、食べるなど食事にまつわるモノの不始末行動は見られず、必要な衛生管理(廃棄などね)はやってる事。 不潔極まりない環境とまではいかずに、人としての生活の体は最低限保ってる状態ね。
陥りやすいタイプ:もったいないから捨てられない、いつか使うかもしれないから捨てられない、買い物好きで自分が重篤な中毒に陥っている事に自覚症状を持たない人。
重症度を測るには:ざっくりとグループ分けをして、散らかっているモノの種類がいくつ位になるのか? = 持ち主の興味、執着 という訳。
ハマっている趣味が多ければ多いほど、部屋の混乱状況もひどくなる傾向にあるわね。
あれも、これもといいながら、何一つ究める事なんて出来ない悲しい人。
こんなにも悲しい自由はないのにね・・・。
上の画像の様に、床全体が衣類、書類や日曜生活雑貨で溢れ、見えない状態になっている事が多いのが典型ケース。
最後に一言:衛生状態はマシといっても、あくまでも次のケースと比較した場合だからね!!
症状・傾向別に片付けたいと思うなら、挑戦してみるのはタダ。
また挫折するなよ~。
kenkyuuin-how2clean.hatenablog.com
■ゴミ箱型(コンビニ飲食系)
飲食物の腐ったニオイが部屋に充満し、空気が汚れきってる。
ゴキブリ、ダニ、ノミ、カビなどが発生し、不潔で衛生状態が悪くて、間違いなく寄り付きたくない部屋。
特徴:日用品だけでなく、食べかけ(あるいは完食)後の残り物、飲み物(缶ジュース、ペットボトル)をゴミ箱ではなく、部屋のそこら中に置き(あるいは捨て)散らかす為、腐敗臭を放ち、様々なモノが複雑に重なり合って層を作っている状態。
もはや人の住む環境とは言い難い状態。
自分の部屋にゴミを捨てていく感覚はもはや異常者の域。。
陥りやすいタイプ:「今度するから、明日するから・・」「忙しいから・・」でズルズルズルズル。 とにかく自分に甘く怠惰な生活が慢性化している人。
重症度を測るには:辛うじて「このままじゃマズイわ・・」と感じているならば救いあり。 その感覚すらなく「キレイにしたら逆に落ち着かないわ・・」と思うような状態であれば、人間的な暮らしを諦めた方がいいわね。
最後に一言:今、この暮らしを送っている人にハッキリと言わせて頂くけど、これは破滅的な生活よ。 恐らく野宿よりもずっとはるかに不健康な環境になっているんだからね。 そしてこんな女と一緒に暮らしたいと思う男は、きっと現れないことでしょう。
でもこれらの汚部屋・ゴミ屋敷のほとんどが、共通してるのが、
外から見えない(見られない)様、窓やカーテンは常に閉め切っている
という事。
これって「恥ずかしい」とか、「なんとかしなきゃ」という意識が働いてるって思っていいのよね?